今回は、EarFun Air Pro 3という完全ワイヤレスイヤホンをレビューしていきます。このイヤホンは、aptX AdaptiveとQCC3071チップを搭載しており、ゲームや動画に最適な超低遅延のゲームモードを備えています。
その魅力を徹底的に解説していきますので、ぜひ最後までお付き合いください。
EarFun Air Pro 3 ゲームモードとは?
まず、EarFun Air Pro 3の最大の特徴であるゲームモードとは何なのでしょうか?ゲームモードとは、Bluetooth接続時に発生する音声の遅延を最小限に抑えるための機能です。通常、Bluetoothイヤホンでは、音源からイヤホンまで音声が届くまでに数十~数百msの遅延が発生します。
これは、Bluetoothの仕様上やむを得ないことですが、ゲームや動画を楽しむ際には致命的な問題です。画面上の映像と音声がずれてしまうと、没入感や臨場感が損なわれますし、リアクションや判断が遅れてしまう可能性もあります。
そこで、EarFun Air Pro 3では、専用のアプリからゲームモードをオンにすることで、音声の遅延を55msまで低減することができます。55msというと、人間の反応速度よりも早いくらいですから、ほぼリアルタイムに近い音声が聞こえると言っても過言ではありません。これは、aptX Adaptiveという高性能なコーデックとQCC3071チップという高性能なチップのおかげです。
実際に筆者はこのイヤホンを使ってapexやストリートファイター6をプレイしていますが、一切の遅延を感じません。有線のイヤホンやヘッドホンと相違ないです。
EarFun Air Pro 3 音質もコスパ最強!
EarFun Air Pro 3は、高音質と低遅延を両立するaptX Adaptiveに対応していますが、それだけではありません。イヤホンのドライバーは、10mmのダイナミックドライバーを採用しており、低音から高音までバランスよく再生できます。また、専用のアプリで、イコライザーの設定やプリセットの選択ができます。自分好みの音質にカスタマイズすることができます。
私は、主にゲームや動画を楽しむためにEarFun Air Pro 3を使っていますが、音質には満足しています。ゲームでは、爆発音や銃声などの効果音が迫力あって臨場感があります。動画では、人の声や音楽などの細かい音もクリアに聞こえます。
音楽を聞くときも、さまざまなジャンルに対応できると感じました。ロックやポップスなどの明るい曲では、高音がキレイに響きます。ジャズやクラシックなどの落ち着いた曲では、低音が豊かに響きます。特に低音の響きが良く、ドラムやベースの聞き心地がとても良いです!
EarFun Air Pro 3 ノイズキャンセリング
EarFun Air Pro 3は、QuietSmart™ 2.0 ANC Technologyというノイズキャンセリング技術を搭載しています。これは、外部から入ってくる雑音を逆位相の音波で打ち消すことで、静かな環境を作り出す技術です。EarFun Air Pro 3では、最大38dBのノイズキャンセリング効果が得られるとされています。
電車やカフェ、強風のエアコンや扇風機がある部屋などの騒がしい場所でもEarFun Air Pro 3を使っていますが、ノイズキャンセリング効果はかなり高いと感じました。周囲の雑音がほとんど聞こえなくなりますし、集中力や快適さが向上します。また、外部音取り込みモードも搭載されており、外部から入ってくる音声を増幅することで、周囲の状況に気づくことができます。これは、交通安全や人と話すときに便利です。
対戦ゲームをするときに、ノイズキャンセリング機能を持つイヤホンやヘッドホンを使うと、以下のようなメリットがあります。
- 外部からの雑音を遮断して、ゲーム内の音声に集中できる
- ゲーム内の音声がクリアに聞こえて、敵の位置や動きを把握しやすくなる
- ゲーム内の音声が迫力あって、臨場感や没入感が高まる
- 自分の声が相手に聞こえやすくなり、コミュニケーションがスムーズになる
対戦ゲームでは、音声情報が重要な役割を果たします。
敵の位置や動きを把握したり、味方と連携したりするためには、音声がクリアに聞こえることが必要です。しかし、外部からの雑音が多いと、音声が聞き取りにくくなったり、集中力が低下したりします。
そこで、ノイズキャンセリング機能を持つイヤホンやヘッドホンを使うと、外部からの雑音を遮断して、ゲーム内の音声に集中できます。これは、対戦ゲームのパフォーマンスや楽しさに大きく影響します。
EarFun Air Pro 3は、ゲームや動画に最適な超低遅延のゲームモードだけでなく、高性能なノイズキャンセリング機能も備えています。このイヤホンは、対戦ゲームをする方におすすめです。
EarFun Air Pro 3 バッテリー持続時間
EarFun Air Pro 3は、一回の充電で最大9時間の再生時間があります。これは、他の完全ワイヤレスイヤホンと比べてもかなり長いです。また、充電ケースを使えば、最大45時間の再生時間があります。充電ケース自体はUSB-Cケーブルで充電できますし、ワイヤレス充電にも対応しています。充電に困ることはほとんどありません。
私は、毎日数時間ずつEarFun Air Pro 3を使っていますが、一週間に一回くらいしか充電する必要がありません。バッテリーの持ちが良いので、気軽に使えますし、長時間の移動や旅行でも安心です。また、イヤホンには自動オンオフ機能があります。イヤホンを耳から外すと自動的にオフになり、充電ケースに入れると自動的に充電されます。これは、バッテリーの節約や操作の簡単さにつながります。
EarFun Air Pro 3 デザイン
EarFun Air Pro 3は、ブラックのスティックタイプで、シンプルでスタイリッシュな印象です。タッチセンサー部分にはEarFunのロゴとクロームのアクセントが施されています。イヤホンの重さは約5.5gと軽量で、耳にフィットするように設計されています。充電ケースはコンパクトで持ち運びやすく、Qiワイヤレス充電にも対応しています 。
私は、EarFun Air Pro 3のデザインが気に入っています。ブラックカラーはどんな服装にも合わせやすく、高級感があります。スティックタイプは耳から出ている感がありますが、それがかえっておしゃれに見えます。イヤホンは軽くて快適で、長時間つけていても疲れません。充電ケースは小さくてかわいく、ポケットやバッグに入れても邪魔になりません。
EarFun Air Pro 3 操作性
EarFun Air Pro 3は、タッチセンサーで音楽の再生/停止、曲の切り替え、音量調節、通話の応答/終了、ANCのオン/オフなどの操作ができます。また、専用アプリ「EarFun Audio」を使えば、イコライザーのカスタマイズやファームウェアの更新なども可能です 。
私は、EarFun Air Pro 3の操作性も高く評価しています。タッチセンサーは反応が良くて操作しやすいです。左右のイヤホンで異なる機能を割り当てることもできますし、専用アプリでカスタマイズすることもできます。専用アプリは使いやすくて便利です。音質やANCの調整だけでなく、バッテリー残量や接続状況なども確認できます。
EarFun Air Pro 3 価格
EarFun Air Pro 3は、日本では8,990円(税込)で販売されています。香港ではHK$ 698 – 718(約10,000円)で販売されています。この価格帯では、高性能な完全ワイヤレスイヤホンとしては非常にコスパが高いと言えるでしょう。
私は、EarFun Air Pro 3の価格にも驚きました。同じような機能を持つ他の完全ワイヤレスイヤホンは2万円以上することが多いですが、EarFun Air Pro 3はそれよりもかなり安いです。しかも性能や品質に妥協していないと感じます。このイヤホンは、ゲームや動画に最適な超低遅延のゲームモードだけでなく、音質やノイズキャンセリング、バッテリー持続時間、デザインや操作性なども優れています。このイヤホンは、コスパの高い完全ワイヤレスイヤホンを探している方におすすめです。
以上がEarFun Air Pro 3のレビューでした。このイヤホンに興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。それでは、また次回お会いしましょう。
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